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宮古島の近海でとれる魚

さかな  沖縄の三大高級魚はアカジン、アカマチ、マクブです。
     
  トカキン (イソマグロ)
  インド洋や太平洋の熱帯地域に棲息(せいそく)しています。 小さな群れで行動し、体長は1mから大きいもので2mになります。 釣り人に人気のある魚で、ムロアジやタカサゴ(グルクン)、イカなどを食べます。 焼いたり、唐揚げにするとおいしいです。
 
  オジサン (スズキ目・ヒメジ科)
  インド洋や太平洋のサンゴ礁や岩礁(がんしょう)、藻場などの比較的浅い場所に棲息(せいそく)しています。
体長は20〜25cmくらいです。 アゴの下にスーッと伸びた2本の長いヒゲがあるので、“オジサン”と親しみを込めて呼ばれています。 揚げ物や煮つけにしたり、すり身に用います。
 
  アカジン(スジアラ)
  熱帯や亜熱帯の岩礁(がんしょう)やサンゴ礁に棲息し、体長は60cmくらいになります。 沖縄の3大高級魚の一つです。 
さしみやスープ、煮つけにして食べます。
 
  マンビキ(シーラ)
  世界中の暖かい海域を群れで行動する大型の魚で、体長が最大で2m、重さが40kgくらいになります。 
オスは成長するとひたいの部分がもりあがり、ユニークな顔立ちになります。
色は黄色っぽく、ハワイでは“マヒマヒ”とよばれ、マヒマヒサンドイッチが人気です。 シーラは照り焼きや塩焼き、から揚げやみそ焼きなどいろんな食べ方があります。
 
  グルクン(タカサゴ)
  「沖縄県の魚」に指定されている 「タカサゴ科」 の魚です。
成魚(おとなのさかな)では体長が30cmになります。  
グルクンは普通はこの写真のような青緑の色をしていますが、夜寝ている時や興奮したり釣り上げられた時、死んだ時には赤くなっているので、多くの人がグルクンは赤い魚と思っています。 グルクンは、よく唐揚(からあ)げにして食べますが、新鮮なグルクンはさしみにします。 また、かまばこの材料として用います。
写真はグルクンの稚魚(ちぎょ) “こども” です。
 
 
  アバサー(ハリセンボン)
  世界の熱帯から温帯まで広く棲息しています。 全身にトゲを持つフグの仲間ですが、毒をもっていません。  
種類が多く、体長も15cm から大きいのでは70cm にもなります。 ハリセンボンは皮膚にたくさんのトゲがあるので、針千本(はりせんぼん)と言われていますが、本当の針の数はそれよりかなり少なく、350本 くらいだということです。 
地元ではヨモギを入れたアバサー汁(スープ)が人気です。 
 
  タマン(ハマフエフキダイ)
  南アフリカから中部太平洋のサモアと広い地域に棲息(せいそく)し、日本では千葉県から南の地域にいます。 
大きいのは、体長が80cm 位になります。
おくびょう者なので、静かな夜に行動します。 ほっぺたにウロコがないのが特徴です。 高級魚として地元で人気のある魚で、さしみや煮つけ、味噌汁にして食べます。
 
  アカバー(カンパチ)
  地中海やメキシコ湾など世界の暖かい地域の海にいます。 
日本では東北地方より南に棲息し、1mくらいに成長します。 
5kgぐらいのサイズのアカバーが、美味しい目安です。
群れの中の一匹が泳ぐのを止めると、他の仲間も止まるというおもしろい習性があります。 そのため釣りをする人にとっては、続けて釣れるチャンスが多いそうです。 
揚げ物や煮物、焼き物や味噌汁にして食べます。
 
  カーエー(ゴマアイゴ)
  東インド洋や西太平洋に棲息していて、体長は50cmになり
ます。
「マース煮(塩煮)にするとおいしいよ〜」と、地元の人に大人気! ウロコがないので料理も楽、小骨もないので子どももパクパク食べられます。 
カーエーの持つ独特のクサミが、通(つう)の人にはたまらないウマさですが、初めて食べる人には臭いが強いようです。 
栄養タップリ、釣って楽しいカーエーですが、背びれに毒があるのでさわらないように気をつけましょう。 
宮古島では、生後1ヶ月で3.5センチほどに育ったアイゴの子どもを「スク」と言います。 唐揚げにして食べると美味しいです。 
 
  アカナー(バラフエダイ)
  インド洋や太平洋の熱帯の海に棲息しています。 
日本では九州南部から南西諸島に生息し、 体長は1メートルくらいです。 毒魚(シガテラ中毒)に指定されているお魚なので、お店で売られることはありません。
でも、食べたことのあるおじさんたちに言わせると、すっごくおいしいらしい・・・・? (注:子どもは食べないようにしようね)
 
  アカマチ(ハマダイ)
  沖縄の3大高級魚の一つです。
日本でも高給食材として知られるアカマチは、本州中部から南に棲息(せいそく)し、伊豆諸島や南西諸島でよくつれます。
あざやかな赤い色が特徴で、体長は、120センチくらいになります。 身は淡いピンク色で、刺身や焼き魚、煮物、あげ物、蒸(む)し物など、いろんな食べ方が楽しめます。
 
  アオマチ(アオチビキ)
  インド洋や太平洋の熱帯地域に棲息(せいそく)しています。
水深180mの浅い岩礁(がんしょう)やサンゴ礁にいて、一匹または小さい群れで行動します。 
体の色は全体的に青灰色で、
最大10kgに成長します。 
高級魚で人気があり、さしみや塩焼き、汁物にして食べます。
 
  ミミジャー(ヒメフエダイ)
  インド洋や太平洋、紅海などの海に棲息しています。
体長は最大50センチになります。 夜行性で、昼間はめったに釣れないそうです。 エラブタの前にある突起(とっき)を立てると耳のように見えるので、ミミジャーと呼ばれています。 
バター焼きや煮つけにするとおいしいです。
 
  ガーラ(ロウニンアジ・GT)
  インド洋や太平洋の熱帯・亜熱帯地域に棲息する大型の魚
です。 ロウニンアジの名前は、いかつい顔にある線が浪人(ろうにん)の切り傷のように見えたり、一匹で行動する大型の魚が、サムライの浪人の雰囲気をもつことからつきました。
成魚は体長が180cm、体重が80kgにもなります。 
釣り人に人気のある魚ですが、大きく成長したものには毒があるので、釣ってもリリースされるそうです。 さしみやマース煮(塩煮)、スープにして食べます。
     
  イラブチャー(ブダイ)
  大西洋やインド洋、太平洋の熱帯・亜熱帯などの地域に棲息しています。 体長は最大で1mくらいになります。
大型のイラブチャーは、頭にコブがあり少しゴツイ感じですが、体全体があざやかなブルーで、とてもきれいです。
歯はオウムの口ばしのようで、サンゴをガリガリ削(けず)って食べます。 でも寝る時は、毎晩自分の口から出す泡の袋にすっぽり包まれて寝るので、見かけによらずとてもデリケートな性格なのかもしれません。 さしみやみそ和えにして食べるとおいしいです。
     
  サヨリ  
  北西太平洋や日本海、黄海などに棲息(せいそく)して
います。 さんまに似た魚ですが、下あごが細長くつき出ているのが特徴です。 大型のサヨリは40cmくらいまで成長し、危険を感じると空中にジャンプします。
海岸や港から釣ることができるので、宮古島にはたくさんのサヨリ釣りポイントがあり、釣り人に人気の魚です。 
お刺身、天ぷら、塩焼きなどいろんな食べ方があります。
     
  フエダイ  
  日本の南の海から中国の南の海岸地域に棲息しています。 
体長は、40cmから50cmになります。
口先がとがって、口笛を吹いているように見えるので、笛鯛(ふえだい)という名前がついています。 体は黄色がかった色をしています。 刺身や煮つけ、塩焼きにするとおいしいです。
     
  マクブ(シロクロベラ
  西太平洋や沖縄県より南の海に棲息しています。
サンゴ礁周辺の砂底にいて、
大きいものは1m(10kg以上)にもなります。 
沖縄の3大高級魚の一つで、お刺身で食べるのが一番おいしいそうです。 貴重な魚ですが、最近は漁獲量(ぎょかくりょう)が減っています。
     
     

海藻(かいそう) これらの海藻は、自然のものと養殖されたものがあります。
     
   モズク


地元では“スヌイ”と呼ばれています。 日本のモズク生産量の9割以上が、沖縄で生産されています。 
沖縄で一番多く養殖されている海産物で、宮古島では年間約1000トンのモズクが水揚げされています。
沖縄で取れるモズクの中に含まれる、ネバネバした成分(フコイダン=植物繊維)は、普通のモズクの3倍もあるそうです。 食べ方は天ぷらにしたり、三杯酢(さんばいず)につけて食べます。 
4月の第3日曜日は「モズクの日」なので、みんなも体にいいモズクをたくさん食べよう!
     
   アーサ
(アオサ)



1月から3月頃、宮古島の海岸は緑色のアーサでいっぱいになります。 良く洗って砂を取り除き、おみそ汁に入れて食べると、潮(しお)の香りがしてとってもおいしいよね。
冷凍したり乾燥したりして、一年中食べることができます。
宮古島では、2007年よりアーサの養殖がはじまりました。

でもアーサによくにた、食べられない海藻(かいそう)もいっしょに生えているみたいだから、アーサ取りに興味があったら、アーサ取り名人のおばあに、えらび方を教えてもらうといいよ。
   
   海ぶどう


海の中で育つ海藻(かいそう)だけど、形が果物のぶどうに似ているので、
昔から漁師さんたちは“海ぶどう”と呼んできました。 観光客の間で人気になり、最近は海ぶどうの養殖がさかんに行われています。 カロリーが少なくて、ビタミン、カルシウム、鉄などのミネラルをたくさん含んでいます。 
かむとプチプチして楽しいよ。

   
 
 
養殖(ようしょく)  
     
   車エビ




高野漁港の中に、大きな車エビの養殖場があります。 
宮古島の車エビは、東京の高給料亭(りょうてい)でも使われているそうです。 

全国の車エビ好きの人たちは、宮古島から直接インターネットで買うことができます。 郵送された箱の中から生きた車エビが、ぴょ〜んと飛び出してビックリするかもね・・。 

さしみや天ぷら、塩焼き、鍋(なべ)の具など、いろんな食べ方があります。 おいしそうだね〜!
   

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